法務ではないところから少しだけ法務を眺めてみた #legalAC
題名「中田契約法を読むサメ」
これは法務系アドベントカレンダー2021のエントリーです。
アドベントカレンダー幹事のkanekoです。今年も25日間どうぞよろしくお願いします。
初日からガッツリハードル下げていきます。
1.はじめに
実は今年の6月に転職しまして、肩書きとしては法務ではなくなりました。
※お仕事としては法務っぽいお仕事です。
法務に相談したり、法務と連携しながら案件を進めるような立場ですので、「会社内の別部署から法務を眺めてどう感じたか」を備忘録としてメモしておこうと思います。
2.感じたことメモ
(1)法務の中で何しているか事業部からはよくわからない
法務の外から見ると、普段接点のある仕事以外で法務がどんな仕事をしているのかなんてよくわからないんだなと改めて感じます。
契約系はともかく、コーポレート系なんてわかんないですね。。。
「わかったところでどうなの?」というのはあるかもしれませんが、少なくとも事業部からは見えにくい状態であることは理解しておく必要があると思います。
(2)法務が忙しい状況なのか外からだとわからない
(1)と関連しますが、仕事を依頼する際に担当法務がどのような状況なのかよくわからないというのも感じます。
(3)レスが早いだけで印象が違う
いや。これほんと。依頼する側として、依頼後に一言でも反応があると安心します。
(4)法務担当が誰なのか知らない事業部の人は多い
事業部と話をしていると
kaneko「あっ、これは法務に確認しといてくださいー」
事業部「我々のサービスを担当している法務って誰ですか?」
という会話があったりなかったり。
3.あれ?これって...
と、ここまで書いていて、これって法務に限らない一般的なお話だなと思い始めました。(特にバックオフィス系の職種)
そう。法務じゃない自分にもフツーに当てはまる内容だなと。
というわけで、
上記の感じたことを踏まえて、「自分だったらこうするのかな」というのを追加メモしておきます。
※結論が出ていない部分もあります。
(1)法務のお仕事わからん問題について
これは取り扱う情報の関係上、オープンにしていくことが難しい部分もあると思うので、ある程度抽象化して法務ニュースレターみたいなので事業部に発信していくとかが普通なんでしょうかね。
ただ、この手のものは「フツーにやるだけだと確実に読まれない」ので工夫しないと自己満で終わりそうです...
あと、これは組織としてどう対応していくかというお話にもなりそうですので、組織として法務のお仕事内容をどう社内で情報発信しているか、フォロワーの皆様にもお聞きしたいところです。
(2)忙しさの外部(事業部向け)の可視化について
これは色々できそうだなと思います。
たとえば、契約書であれば契約書の審査待ち件数状況を可視化して公開するとかありそうです。(実現できなかったのですが、前職でやろうとしたことがあります。)
ちなみに、kanekoはチャットの自分の表記名に自分の忙しさ度合いを追記することを始めました。
なお、これによって
- メンションする側はなんとなくコイツ忙しいんやなと気づく
- 事業部とのMTGのネタになる
という効果が初日から現れています。(たぶん、やりすぎるとよくないやつ)
(3)レスの速さについて
チャットであれば、「とりあえずスタンプで反応する」とかでしょうか。
メールであればとりあえずレスをしておく。
たいしたことではないのですが、繁忙期になると結構これすらきつくなる...(なお、チャットのメンション過多によるレス漏れが絶賛発生中)
(4)担当者誰やねん問題について
サービスごとの担当者一覧をポータルに記載するとかが一般的なんでしょうかね。
それよりも事業部に「担当者は自分なんや」としっかり売り込むことが必要な気がしていて、個人的にはそこを意識しています。
このあたりは、過去の経験上、事業部に対して勉強会を行うとかすると一気に顔を覚えてもらえる気がします。
IT系の企業だとまだリモートワーク中心の会社もまだ多いと思うので去年のエントリー内容も踏まえていきたいところです。↓
4.最後に
ものすごい薄っぺらい内容になってしまった...
お次はdtkさんです!
(dtkさん裏と合わせると二日連続なんですねw)